はじめに
Bluesound Vaultは、ネットワークエリアストレージデバイスとネットワークアクセス可能ストレー
ジデバイスを兼ねています。その結果、ユーザーは直接リッピング以外の方法で、BluOS 内
部記憶装置にファイルを追加することができる。また、ファイルを削除したり、メタデータタグ
を編集したりすることもできます。ユーザーは定期的にBluOS ストレージデバイスに接続し、
データの損失を防止するためにデータのバックアップとダウンロードを行うことを強く奨励しま
す。
シナリオ
以下の手順は、BluOS Internal Storage のハードドライブに接続してアクセスして、ファイルを
追加したり、ファイルを削除したり、ファイルメタデータを編集したり、コンテンツをバックアッ
プしたりすることで、非常にまれなハードディスクの障害時にデータが失われないようにする
ためのガイドです。
構成
BluOS 内部記憶装置は、ネットワーク領域記憶装置として使用されます。Windows
Explorer または OSX Finder では、ネットワークデバイスとして表示されます。[共有]フォル
ダをダブルクリックして[共有]フォルダを選択して接続することもできます。表示されない場
合は、BluOS アプリのプレーヤーのIP アドレスを探します。プレイヤーを選択し、Help、
Diagnostics を押します。プレーヤーのIP アドレスに注意してください。Windows Explorer で
は、\\Vault-IP\Shared と入力します。ここで、Vault-IP は指定したアドレスです。OSX
Finder で、Go、Server に接続を選択し、「cifs://」と入力し、Player のIP アドレス、すなわち
「cifs://192.168.1.XXX」と入力します。プロンプトが表示されたら、[共有]フォルダを選択
します。ユーザーID を求めるプロンプトが出された場合は、ゲストとしてログインします。
「ミュージック」と「リップ」の2 つのフォルダが表示されます。リップスは、CD をWAV ファイ
ルとしてリップし、FLAC またはMP3 に変換して削除する作業ディレクトリです。
ミュージックディレクトリ内のファイルはすべて、アプリからインデックスされ、再生されます。P
プレーヤーにファイルをコピーして、簡単にアクセスできるNAS として再生する場合は、ファ
イルをインデックスと再生のためにこのディレクトリに保存する必要があります。コピーしたら、
再生のためにアプリにファイルが表示されるように、Vault を再定義する必要があります。
プレーヤー上のファイルをバックアップするには、PC または Macintosh に外部記憶装置を
接続し、Music フォルダの内容を別の場所にコピーします。Bluesound は、ハードディスク障
害のまれなケースでファイルの損失や破損を防ぐために、すべてのユーザーが定期的にデ
ータをバックアップすることを強く奨励します。
「プレイヤー」からトラックを削除するには、望ましくないトラックを削除するだけです。完了し
たら、次の項目を選択してください。完了したら、アプリの[設定]の[ミュージックライブラリー]
セクションで[インデックスの再構築]を選択してください。 インデックスが完成すると、ファイ
ルは再生のためにアプリのディスプレイから削除されます。
BluOS を使用してCD をリップするときに、ファイルをFLAC とMP3 の両方としてエンコードす
ると、MP3 と呼ばれる3 番目のディレクトリも作成されます。これは、ミュージック・ライブラリ
ー・インデックス内のファイルを重複しないためです。
プレイヤーへのファイルのコピーが完了したら、「アプリ」で「設定」、「ライブラリ」、「ミュージッ
クコレクションの再インデックス」を選択して、これらの変更を処理します。